めざせリア充!珍道中。

今は非リアな社会人。リア充への道は険しいけれど、毎日精進。あれこれといった考え、スイーツ、ハロプロ、猫、とにかく雑記ブログ

5歳児の言う「いいにおい」は本人の感情なのか

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どうも。ごまんといるです。 私には5歳の息子がいます。ウソです。そのくらい可愛い甥っ子がいます。

 

私は末っ子です。そのため、赤ちゃんの成長を間近で目にするのは初めてだったので、最初はただただ不思議でした。

少しずつ顔が出来上がって、言葉を話すようになる。そんな当たり前のことが、笑顔の素になっていましたね。甥っ子も、気づけば5歳。とにかくやんちゃで、なかなかどうして、自分なりに解釈して様々な事件の種を蒔いていきます。しかし日に日に大人びたことも口にしたりしますので、成長を見守っていると面白くて仕方がないですね。

月に一回は必ず顔を合わせていますが、最近ふと気になることがありました。

今回はそんなお話。

 

 

 

5歳児が「いいにおい」と言う

私の部屋と、今は部屋の主がいない空き部屋は並んでいます。空き部屋で作業をすることもあるので、甥っ子もやって来ます。

すると、私の部屋のドアを開けたがるんですよね。家族からの預かりものも置いてあるので、入らないように言ってあるのですが流石はやんちゃな5歳児。勝手にドアを開けてしまいます。

すると、必ずといって言うことがあるんです。

 

「ごまちゃん(私)の部屋いいにおいがする」

 

もう、何回も言われています。

私は「別にいい匂いしないよ。閉めておいて」と諭すのですが、彼はまるで初めての経験のように、その都度この台詞を口にします。

 

私自身は毎日自分の部屋として使っているので分かりませんが、母曰くドアを開けた瞬間にいい匂いが少しはするらしいのです。

 

 

これは自慢ではないですよ?アピールでもないです。

 

前に使っていた芳香剤はもうとっくに切れて捨ててしまいましたし、個人的には特に匂いはしないと思っていました。 しかし、甥っ子は必ず口にします。

そのせいで私はふと、疑問に思ったのです。

 

彼の言う「いい匂い」とは、本当に本人の感情なのか、と。

 

本当に彼の感情なのか

たったの5年です。けしてバカにしたり、貶しているわけではないのですがとても不思議に思えたのです。この齢の子が言ういい匂いとは。

それは自分で判断した感情なのかなと。

 

匂いと感情、そして記憶というものは深く結び付いています。Wikipedia先生から引用させてもらうと、

近年の医学領域における様々な研究成果により、匂いというのは、他の感覚とは異なり 大脳辺縁系に直接届いていることが明らかになった。その大脳辺縁系は「情動系」とも呼ばれており、匂いは人間の本能や、特に感情と結びついた記憶と密接な関係がある、と指摘されている。つまり匂いは、最も感情を刺激する感覚なのだとされているのである[9]。

 (出典:Wikipedia)

 

例えば、お祭りの屋台で売られる焼きそばの匂い。鉄板の上で跳ねるソースの匂いは食欲を誘います。焼きたてのマフィンをオーブンから出したときの匂い。砂糖とチョコレートの甘い匂いと、バターの匂い。これもまた食欲を誘います。

 

こう言った本能に訴えかけるものなら、まだ分かる。いい匂いだと言える。

しかし、芳香剤や柔軟剤の匂いはまたこれとは違うでしょう。

 

もしかすると記憶に植え付けられているのでは

やはり記憶がキーになっているような気がします。私は第一に、これを疑いました。何か似たような匂いを嗅いだ時に、母親や父親がいい匂いだと言ったのを聞いて覚えたのではないだろうか。そう考えました。

幼児はまず、聞いた言葉を覚えて使います。意味も分からずに話していることがあるので。

 

本当にいい匂いだと思っている、と言うよりかは

ある特定の不快ではない匂い=いい匂いと表現するという方程式が成り立っているのかもしれない。

 

私は試しに、いい匂いってどんな匂い?と聞いてみることにしました。

するとやはりお風呂とか、洗濯のときの匂い。との答えが。

 

これは危うい。

 

 

私たちは香水や、柔軟剤、ボディークリーム、食べ物、花、様々なものに対して一様に良い匂いと形容します。しかし、本来はかなり多くのものを内包しているはず。香ばしい、甘い、瑞々しい、爽やか、コクがある。まだまだ数えられないほどの形容する言葉が存在しています。しかし、その部分をすっ飛ばしてしまうことが多いのも事実。

 

私がいい匂いと思った香水も、母はあまり好みじゃないと言うこともありました。また、学校に香水をつけて登校していた男子が同じく男子の友人にクサッ!とツッコまれているのも目撃経験があります。

 

つまり、自分にとっての良いが誰かにとっての良くないであることが多々あるのです。 これはきっと記憶に関係しているはず。どこかで嫌な思いをしたとか、過去に本能的に嫌いと感じるものと同時に受容したとか、とか。

いい匂いと形容される中に、本当にいい匂いと感じているものだけが存在している、とは必ずしも言い切れないのかも。曖昧に、不快ではない、嫌いではないというものを大きな括りの中に仕舞っている可能性があります。

 

 

匂いだけには限らない

これは匂いに限らず起こりうること。私自身、幼少の時に親戚の集まりで大人たちの誰かが「臭い」と言っていたのを聞いてから漬物が苦手です。

大人は、子供が本当の意味で、本人の感情として良い悪いを判断する機会の損失を招いているのかもしれません。つまり、子供にとって私達の影響というのは物凄く大きな何かを与えているということですね。

 

まとめ

ヤバい、とかエモいとか。それだけではないのですね。語彙力の低下は、ここまで影響しているのかもと考えると、少し怖くなりました。

感情は目に見えないです。また、子供が自分の心の中を的確に表現することは無理に等しい。そこら辺に転がっている言葉を何となく自分のものにして、記憶していきます。そして、正しいとは言えない記憶に基づいて感情を上書きしていきます。

 

子供が簡易的な方程式を作ってしまう前に、大人として気を付けようと思いました。良いか悪いか、好きか嫌いかは本人が決めることであり私たちが押し付けるものではない。 本当の意味で、いい匂いと出会えるように 。私は言葉をうまく使える大人でありたいと思いました。

 

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました。