めざせリア充!珍道中。

今は非リアな社会人。リア充への道は険しいけれど、毎日精進。あれこれといった考え、スイーツ、ハロプロ、猫、とにかく雑記ブログ

梅雨時に思い出す、中一で急がば回れを痛感した話

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どうも、みなさんこんにちは。ごまんといるです。

空梅雨でなかなかどうして、梅雨らしくない日々が続いていましたね。

私の住む北関東もようやく1日にわたる雨が降りました。

梅雨の痛い思い出

さて、雨が降るこの時期になると決まって思い出すことがあります。

あれは中学1年の時の事。今日はそんなお話です。

 

みなさんは急がば回れという言葉をどんな風に感じているでしょう。 私にとっては身を摘まされる言葉になっています。

というのも、私の通っていた中学には体育館が2つありました。少し離れた位置にあるその二つなのできちんと生徒の割り振りが決まっています。

そして体育委員は毎回どちらの体育館か、またはグラウンドかを使うのか教師に聞きに行く、そんな役割も担っていました。これが実に面倒。

しかも、中1のとき私は運悪く意地の良くない体育教師が担任だったのです。嫌みっぽいと言うか、中年のおばさん特有のねちっこさと言うのか。学年でもあまり好かれていないおばさん先生でした。

 

 

 

自分の言い間違いで第一体育館に集合ということになっていたのに、いざ生徒たちが集まると「私は第二って言った。今から移動しなさい」と言い出したのです。

 

はあ?ふざけてんのかよ。

 

反抗期真っただ中の私は簡単に激おこぷんぷん丸状態。

しかも、「言ったよねー?○○ちゃぁーん?」と気が弱そうな女子の肩を組んで、猫なで声で絡むのです。まるでたちの悪い妖怪のよう。これが、一番腹が立つ。

しかし、みんな絡まれると面倒なのが分かっているのでそそくさと移動を始めるのです。 私はこのおばさん先生とは一悶着あったので、もちろん、さっさと体育館から出ますがちょっと迷う。 さてどうしよう。

 

この第一体育館は校内の中間地点に位置する。第二体育館に行くには玄関の下駄箱まで戻って靴に履き替え、走って向かわないと間に合わない。とてつもなく面倒臭い。

しかし、第二体育館に向かうにはグラウンドを通るのだが、その端の方には移動する生徒用のマットが敷いてあり、それほど上履きが汚れるルートではない。

 

さて、靴に履き替えに戻るか、こっそり上履きのまま向かうか。

 

12歳のざるな計算で、私は上履きのまま第二体育館に向かうことを決めました。遅れても文句を言われるのが分かりきっています。彼女はそういう教師です。

見つからないように急ぎ足でグラウンドを歩いていました。しかし、あいにくの雨。傘を指している他の学年の生徒もいて、マットの敷かれた通り道は混雑しているのです。

 

 暑くてやだねー

 

 卓球が良いな楽だし

 

 Tシャツ忘れちゃった

 

様々な声が飛び交っていました。 かしましい。さすが女の子、かしましい。

のんびりしてるとバレる。私はそんな風に気が急いていました。前を歩く先輩を抜かそうと、大きく左側に進路変更。大股に歩きながらマットの敷かれていない斜面になっている部分へと突き進んだのです。

しかし、もう一度マットの上へ戻ろうとした瞬間、そうです。

 

みなさんの想像通り、土はぬかるんでいたので足は横滑りしました。

上体はぐらりと揺れます。どうにか転ばないように体制を整えましたが、足元はぐっちゃり。

 

ええ、そうです。左足の上履き側面外側が泥だらけになっていました。

 

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やっちまった。一緒にいた友人も、少し離れて歩いていた級友たちも口には出しませんでしたが同様の考えだったのでしょう。

なんとも、言えない血の気が引く感じがしたのを覚えています。

 

見つかったらヤバイ。あれだけ上履きで出歩くなと言われていたのに。

1年のうちからこれって、完璧に目をつけられる。

 

いろんな事が頭を過りました。 終わった。嫌味ったらしいおばさん先生に怒られるんだ。そして、学年中の先生から要注意人物として監視される。

 

子供にとっては一大事です。 心臓をバクバクさせながら第二体育館の中に入りました。幸いまだおばさん先生は来ていません。

他の先生が下駄箱の近くにいる気配もない。

ことの一部始終を目撃していた級友たちが集まってきました。

 

 ヤバー!!

 

 ウケるーww

 

 どうすんのそれ

 

 上履きじゃんww

 

 早く脱いだ方がいいよ

 

口々に色んな言葉が飛んできました。

私はそそくさと上履きを脱いで、下駄箱の端の方に入れました。

すると、友人たちが思いもよらない行動に出ました。

 

 「ごまちゃん(私です)のやつ後ろにして、私たちの靴で隠してあげる」

 

そう言うと、私の上履きを下駄箱の奥の壁に沿わせるように入れ直し、その前に数人分の靴でバリケードを作ってくれたのです。

 

なんて優しいんだ。

私は感謝しました。心から感謝しました。少し下駄箱からは友人たちの靴の爪先か出っ張っていましたが、なんとかバレずにすみました。

神の存在は否定していましたが、このときばかりは神に懺悔し祈ったものです。神様ごめんなさい。どうかバレませんように。友人たちまで巻き込みませんように。と。

 

 

 なんとかその一時間は難を凌ぎ、急いで教室へと戻りました。しかしまだお昼ごろ。午後の授業もあるし、最後の至難でもあるホームルームが待ち受けているのです。

なんと言っても、私の担任は憎きおばさん先生です。ここで見つかったら最後。

 

部活に出られないほどこっぴどく叱られる。

 

私は少しずつ乾燥して色が変わっていく上履きの泥を見つめては、溜め息をついていました。授業中はとにかく、右足の下に左足を隠したり、教師が近づいてくる度に机の横に掛けたリュックの下に左足を滑り込ませて隠したり。

気が気じゃなかったです。おかしくなりそうなほどの緊張感。

まあ、元はと言えば自分がいけないのですが。とにかく、疲れました。

 

そしてようやく終わりが見えてきました。最終決戦のホームルーム。

準備はバッチシです。帰りの支度は済ませて、おばさん先生が来る前にきちんと席についてリュックの下に左足を滑り込ませる。そして、堂々と前を向いている。

オドオドしているから怪しまれるんだ、子供ながらに私はそう考えていました。

 

いたって普通な顔をして、ホームルームを受けました。連絡事項があり、数分もしないうちに最後の挨拶の時間です。

立ち上がるのは少しだけ勇気が要ります。しかし、幸いにも座席は後ろ寄り。

 

これで勝つる。

 

おばさん先生との距離はまだ離れています。 「起立、礼」 日直の号令に、ようやく安堵しました。

 

 さようなら

 

 

一目散に教室を飛び出て部活のある音楽室へと向かいました。 やった、やったぞ。なんとか切り抜けた。私はやり遂げた! 清々しい気持ちで音楽室に入ると、先輩がいましたが。

先輩は私の上履きに気付きませんでした。そのまま一時間が過ぎ、合同練習で全員が教室の後ろに椅子を並べて座りました。すると、先輩が言ったのです

 

「ごまちゃん上履き汚なっ!!」

 

私は何故か誇らしい気持ちになりました。 しかし、先輩の二言目にすぐに憂鬱な気分へと引き戻されてしまったのです。

 

 

「まだ一日あるけど、明日はどうするの?」

 

そうでした。今日はまだ木曜日。試練は続くのです。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。以上が私の苦い思い出です。

乾いた泥をペリペリと剥がし、それでも薄いグレーの染みが消えない上履きを下駄箱に戻しながら、私はものすごく後悔したのを憶えています。

結局、次の日にいつもより30分早く登校して歯ブラシを使い軽く洗ったのです。

やはり、急がば回れと言うことなのでしょう。近道のはずが、思いもよらぬ落とし穴があったのは確かです。

気を付けましょう。雨の日の横滑り。泥だらけの上履きはめちゃくちゃ肩身が狭いですから。事情を知らない生徒からは至るところで「なんか今日、教室に砂が落ちてる」と言われます。

 

どうか皆さんが無事に雨の日を過ごせますよう、祈っています。

 

それでは、今回はこのへんで。 どうもありがとうございました。